マインドフルネス
2017-12-06
アメリカで流行しているマインドフルネス。
少し前から日本でも注目されていますが、2017年5月に国際文化会館で開催されたマインドフルネスのセミナーに会社の従業員と参加してきました。
講師はスタンフォード大学講師の「スティーブン・マーフィー重松」先生です。
人生の生きる目的を持たない人が多いのは、在学中に心を失ってしまっていることが多く、 ソーシャルネットワークやその他ツールにて安易になっている反面、人との結びつきが本当の意味で薄くなりつつあり、孤独を感じる人が多い現状を理解できました。
瞑想することにより、自分は何者なのか?どんな人間なのか?など、自分自身を客観視することができるのではないかと思います。また、ディスカッションで自分の考えをアウトプットする事により、自己分析にもつながったと思います。
特に興味深かったのが、自分らしいと感じる時はどんな時か?という質問です。
情報に溢れている現代社会で私たちは様々なしがらみを抱えて生きており、知らぬ間に求められる人間像などを自分自身を理想の形に形成し、自分らしさとは何か?を重要していなかったことに気付かされました。
まずは頭をクリアにし、自分自身を客観視することを習慣付けていくことが重要であると感じました。仕事のモチベーションに直結するだけでなく、マーケティング、コンサルティングに求められる成果物にも客観的思考は役に立つと思います。
また私自身、いつも直感や心に正直に従うようにしていましたが、それを勇気とおっしゃっていた先生の言葉にとても励まされました。
月は私たち地球人にとって満ち欠けしているように見えますが、月自体は常にFull moonであり、物事の本質は変わらず人の見え方によって変わっているように感じることは、BESで行なっていくコンサルティングやマーケティング事業のヒントになるのではないかと思います。
日本でも社会問題となっている若者たちの貧困、人材不足、など、社会に出る前に心を失い、生きる目標も考えられないまま学校を卒業している若者が多いとすれば、そういった若者たちにマインドフルネス(禅や道徳心)活用し、今後の社会や若者たちの将来の発展にも繋げていけるのではないかと感じさせられたセミナーでした。