マーケティングに必須のWebプロモーションに関する知識・ノウハウを、ラジオ・書籍・セミナーなど様々な形で発信する田中千晶(たなかちあき)のBIOGRAPHYです。

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【セミナーレポ】新しいソーシャルメディア、および、ソーシャルメディアに代わる新メディアの可能性とこれからのマーケティング取り組み/2014.07.15

2014年

2014-07-15


新しいソーシャルメディア、および、ソーシャルメディアに代わる新メディアの可能性とこれからのマーケティング取り組み

(Pinterest JAPAN×LinkedIn JAPAN×アント×アジャイルメディア・ネットワーク)

第1部 具体的な事例からわかるPinterest、LinkedInの活用方法

具体的な事例からわかるPinterest、LinkedInの活用方法
  • 具体的な事例からわかるPinterestの活用方法
Pinterestは画像に簡単な説明文をつけて投稿するSNS。
画像は、「文字情報だけでは伝わりにくい情報」を伝えることに長けています。
大阪府はPinterestの”画像”を活用することに注目し情報発信/認知度拡大として利用し「魅力的に見える形」で消費者にアピールしました。
Pinterestは一度で多くの画像が見れるデザインとなっており、たまたま画像を目にした別の感性を持つ第3ユーザーが「このセンスがいい画像はどこの誰のものなんだろう」と画像に興味を持った場合にも自社のことをアピールでき、「食べたい!」と思った人にすぐ商品情報を伝えられます。
他のSNSで写真を集中的に投稿しても同じ効果を得られるのでは?と考えられがちですが、FacebookやTwitterなどと違い「人間関係のつながり」ではなく、画像を介した、ユーザーの「感性」や「興味関心」を中心としたつながりが構築できるようになっています。
こうしてPinterestを使い、多くの人に大阪の魅力と自分たちのサイト・出展企業のことをPRすることに成功しました。

Pinterestを活用したキャンペーン方法

Pinterest を使ったキャンペーンには
・ユーザーにフォロー、リピンしてもらうキャンペーン
・ユーザーに画像をリピン、「いいね」してもらうキャンペーン
の2種類があり、それぞれ目的に合わせて、利用していくことが必要です。

「ユーザーにフォロー、リピンしてもらうキャンペーン」は自社の情報の受け手を増やすとともに、自社関連画像と情報を拡散「ユーザーに画像をリピン、「いいね」してもらうキャンペーン」にはPinterest上で自社の情報を拡散させるという目的があります。
また、「商品画像が○回リピンされたら○割引」というキャンペーンならばただ単にクーポンを発行する場合よりも、フォロワーにリピンしてもらいやすく、商品ページをリンク先URLに設定しておけば商品購入につながる可能性があります。

  • 具体的な事例からわかるLinkedInの活用方法
Linkedinでは
人脈拡大、情報収集、ブランディング、転職、採用、ビジネスマッチング
等様々な企業活動が可能です、その中でも今回は、商品、製品、サービスの認知など「企業ブランディング」としての活用方法についてご紹介します。

オラクル様
Linkedinの企業ページでは製品についてのPRを中心に、製品のパフォーマンスについての説明を投稿しています。
一つ一つの製品ごとに記事を投稿して行き、徐々に推薦数を伸ばしています。(会社ページ立ち上げ時は1,2件であったが最近の投稿は150件ほど)

富士通様
キャリアページでは、スキル向上や、意欲的な環境など「富士通で働くことで得られる価値」について紹介しています。
また、キャリアページ内の各項目(経営ビジョン、ブランド概要、求人情報など)をクリックすれば、富士通のウェブサイトに遷移するリンクが設置されていて、自社のポイントが伝わりやすくなっています。
リンクトインを利用したブランディングでは
KGIを想起率、認知度の向上 KPIを LinkedInの企業ページフォロー数
LinkedInの企業ページ「いいね数」「コメント数」「シェア数」
LinkedInのグループ「いいね数」「コメント数」「シェア数」
というように設定します。

・体制設計、社内外向けガイドライン
自社ブランディングを成功させるためにも、不用意な投稿をしてしまい、「炎上」が起きないようにLinkedinを利用する際に、ガイドラインを策定し、「誰が、どのような内容を投稿していくか?」ということを決定することは大切です。

  • LinkedIn広告とは
LinkedIn広告とは、地域、職務権限、業界、企業規模、肩書きなど、LinkedIn内で特定のユーザーへターゲティングした広告表示をすることができます。
ターゲットの層を詳細に絞り込むことが出来るため、会社のサービス案内サイトを広く告知するときなどは、広告予算を有効に使って広告を掲載することができます。
  • 営業としての活用法
Linkedinを通じてターゲットとなる企業の担当者に直接営業をかけることも可能です。
営業として利用する際に大切なのは検索で見つかった担当者のプロフィール・推薦状で相手の実績を確認するとともに、自分のプロフィール・推薦状を充実させることと、linkedinグループ内で投稿を行い、ディスカッションをして自分のことをアピールする事です。
  • 採用活動としての活用法
Linkedinを使い人材を見つける場合、検索機能を利用しましょう。
自社が求める人材がいればメッセージを送付します。
採用活動を行う際のKGIは例えば「採用の候補者にコンタクトをとる」ということに設定し、KPIには
LinkedInの企業ページフォロー数
LinkedInの企業ページ「いいね数」「コメント数」「シェア数」
LinkedInのグループ「いいね数」「コメント数」「シェア数」
LinkedInのコンタクト数
を設定すると良いでしょう。

第2部 Building brands on Piterest

予算が減ってきている企業が増加している現状、クリエイターに求められるのは、「経営に関わる収益に結び付く価値ある制作物(コンテンツ)」です。複雑化している消費者動向を理解し、どのような視点で制作するべきかを見極める力が必要なのです。
Building brands on Piterest
  • Pinterestとは?
Google 検索では「何を探したいのか」が具体的でないと、見つけることができません。
しかしPinterestは、画像からユーザーにインスピレーションを提供する全く新しいサービスです。一覧性の高いUIが魅力で、デジタルスクラップブック的な役割の「ボード」に画像を貼る、自分と感性の合うボード、または、アカウント自体をフォローもできます。画像を集めるうちに、連想ゲームのように自分では思いもつかない画像を見つけることもあるのです。Googleは「テクノロジーによる情報整理」を軸としていますが、Pinterestはユーザによる情報整理が軸となっており、Facebookが過去・友人に発信というスタイルであるならば、Pinterestは未来・自分の学び・発見と言えるでしょう。
  • 数字で見るPinterest
Pinterestは世界で毎月6 千万人がアクセスし、5 人に 1 人のUS国内成人男女が利用中のPinterestは、Twitterよりも優位なトラフィックドライバーと言われています。
多くのウェブサイトにとってPinterestは最も送客をしているプラットフォームであり、多くのウェブサイトでPinボタンが最もバイラル効果があります。
画像で訴求するPinterest は購買意欲を刺激し、各プラットフォーム経由の平均購入額はPinterestが160ドル、Facebookは70ドルです。ウェブ上での発言持続時間はツイッターが数分、ブログ投稿が数時間、に対してPinterestは「無期限」。
  • ベストプラクティス
Pinterestは企業向けに「Pin It Button」「Pinterest ビジネスアカウント」の運用を提供しています。「ビジネスアカウント」を有効に運用するコツは、単純な商品画像の投稿ではなく「インスピレーションを与えること」戦略略的に伝えたいメッセージを考え、運用することで運用成績に大きな違いが出ます。
また、自社プロダクトの訴求に限定、自社以外の関連情報の提供、消費者へのライフスタイル訴求、ブランドイメージの確立など「アカウントの利用目的」を明確にすることも重要です。「ボードへの投稿内容」は商品そのものや商品利用の具体例、コンセプト、ブランドストーリー、商品利用シーンを想起させるものが良いでしょう。
  • その他の取り組み事例
Pinterestで最初にカタログを公開したJ.Crew(米アパレルメーカー)
実店舗にPinterestを応用し、新しいO2Oの形を作ったNordstrom(米デパート) の紹介をされていました。

第3部 マーケターのためのLinkedIn活用法

LinkedIn JAPAN堀 母日花氏はマーケターがリンクトインをより有効に活用するためのテクニックをお話しくださいました。
Building brands on Piterest
  • LinkedIn とは?
世界中のプロフェッショナルの生産性を高め、より成功するよう、つないでいくことをミッションとした、「世界最大級のプロフェッショナルネットワーク」です。
採用活動をサポートする「タレントソリューションズ」
LinkedInの広告サービス「マーケティングソリューションズ」
拡張機能でより多くの機会を創出できる「プレミアムアカウント」
は企業が持つ、人事・PR・人脈の問題解決に有効な手段と言えるでしょう。
  • 個人としての活用術
Linkedinを個人として利用する際のポイントをご紹介します。
① 自己紹介
仕事の経験やスキルを記載して、ビジネスパーソンとしての自己紹介に活用する際のポイントは「ソーシャルメディアの使い分けは、洋服のTPOと同じ」という点です。
他のSNSのように、生活情報ばかりを載せても「何のプロフェッショナルか」が分からないので注意しましょう。写真も証明写真のような「きちんとした印象を持てるもの」にする、また、英語、その他の言語でもプロフィールを追加、他のプロフィールを参考に更新し続けることが大切です。
② つながり
Linkedinでは会社の同僚、上司、仕事仲間、取引先、ビジネスパートナー、先輩、後輩、教授や恩師とのつながりを維持し、広げていくことが可能です。
つながりを広げ、ビジネスの機会を得るためには検索機能を使ったり「同窓生ページ」で同じ大学の先輩・後輩を見つけるとよいでしょう。
③ 情報収集
会社ページ、ニュース、インフルエンサーの記事から毎日の仕事に役立つヒントを収集します。
国内外の同僚や上司、取引先の担当者・決裁権限者、社外のエグゼクティブやお客様など、その人のバックグランド(経歴・学歴・共通の知人)を把握しておくことで仕事がスムーズになります。
  • 企業ブランディングでの活用法
企業ブランディングは、人事・広報・マーケティングの協力が必須です。
それぞれが会社ページのどの部分を担当するかを決めましょう。
例えば
「キャリアページ」は、人事部門の管轄。
「プロフィールページ」は人事・広報が協力し、各社員が企業の顔として、オンラインでプレゼンスを発揮。
「ブランドページ」はマーケティング部門が製品に特化した情報を発信
広報・マーケティングが主体となり「スライドシェア」を利用した企業・製品情報発信によるコンテンツマーケティングも可能です。

「新しいソーシャルメディアの可能性とこれらかのマーケティング取り組み」と
「ソーシャルメディアマーケティングの将来性や、これからの課題」

パネルディスカッションでは今回の講師陣とアジャイルメディア・ネットワーク株式会社 取締役CMO 徳力基彦氏の4名がそれぞれの見解を述べて下さいました。
Building brands on Piterest
  • 企業のソーシャルメディア上のコミュニケーションのあり方において留意すべきことは何か?
  • 日本における事業の中でブログやソーシャルメディアの位置づけは?

画像特化型ソーシャルメディアであるPinterestや、ビジネス 特化型であるLinkedInを、ビジネス上、具体的にどのように活用すればいいのか?

  • PinterestやLinkedInは世界各国ではどのように活用されているのか?
  • 今後、必要視されている企業のソーシャルメディア担当者に必要な能力とは?

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