マーケティングに必須のWebプロモーションに関する知識・ノウハウを、ラジオ・書籍・セミナーなど様々な形で発信する田中千晶(たなかちあき)のBIOGRAPHYです。

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【セミナーレポ】収益に結び付けるソーシャルメディア活用術~Facebook・LINE・Pinterest 徹底解説~/2013.06.27

2013年

2013-06-27


収益に結び付けるソーシャルメディア活用術~Facebook・LINE・Pinterest 徹底解説~

Facebook活用術

  • 事業を収益化させるためのFacebook活用法
Facebookを活用して、事業の収益に結び付けるには、以下のような「Facebook以外のツール」も有効に使う必要があります。
・Facebook広告を出稿
・ブログ、情報サイトの充実
・ブランディングサイト、コミュニティサイトの充実
・収益化に結び付けるためのサイト(通販サイト、自社サイト)の充実

業種別収益化構造の流れ

Facebookを活用して、事業の収益に結び付けるには、業種により使うツールの手段が異なってきます。業種といっても、事業収益においてWEBのゴールはまちまちである場合が多いためです。収益につなげるFacebook活用法を学ぶ前に、「事業収益においてWEBのゴールはどこにあるのか」を明確にしてください。 下記に講演でもお話しました業種別のFacebook収益化の流れを記載します。
  • 業種別Facebook収益化の流れ

【サービス】

1. Facebookイベントページを構築

※イベントページでは、前回のイベントの様子や今回のイベントで準備しているスタッフの様子などを投稿。

2.構築したFacebookイベントページをFacebook広告に出稿。

※Facebook広告は商圏を絞って出稿。

3.自社サイトやランディングページで更にイベントの詳細が分かる情報を紹介。

※自社サイトやランディングページではキャンペーン価格で入場できたり「特別感」を演出するような設計も効果的です。

自社サイトではなく、Facebookアプリを使って詳細が分かるページを作成してもいいですが、 Facebookアプリよりも「WEBサイト」の方がデザインなどの自由度は高いので自社サイトやランディングページの作成をお勧めします。

 

◆ポイント◆

イベントを使った集客手法は常に行っていると効果がありません。日頃から「ユーザーに興味を持ってもらえる魅力的なFacebook投稿」をする必要があります。サービス業の場合、商品購入ではなく、予約と問い合わせをWEB上で行うことがKPI (目標達成のために重要なもの)ですので、 最終的にそのページへリンクさせることが重要です。また即予約につながらなくてもメルマガ会員を促したり、 検索対策をしておくことで将来的な顧客を囲い込む事ができます。

家業でやっている場合は個人アカウントでコミュニケーションをとっているところもあります。しかし、今後個人アカウントを飲食店サービスの投稿に限らず使用していく場合は、企業アカウントを新しく作成するほうが良いでしょう。

 

【通販】

1.Facebookで投稿

2.Facebook投稿したものをFacebookの記事広告に出稿

3. Facebook投稿したものから、自社ブログや情報サイトとリンクさせる

4.自社ブログや情報サイトから、収益に結び付く通販サイトへリンクさせる

 

◆ポイント◆

通販サイトでは即購入にならなくても、メルマガ会員を促したり、 検索対策をしておくことで将来的な顧客を囲い込む事が可能です。また通販サイトでは商品を購入して友達に共有してもらえることもあるので、 Facebook、Twitter、Google+、Pinterest、LINEへ共有できるボタンを設置しておきましょう。

 

【メーカー】

1.Facebookで投稿

2.Facebook投稿したものをFACEBOOKの記事広告に出稿

3.Facebook投稿したものから、自社ブログや情報サイトとリンクさせる

4.収益に結び付くWEBサイトへリンクさせる

 

◆ポイント◆

商品購入ではなく、予約と問い合わせ、見積もりをWEB上で行うことがKPIなので、 ユーザーが予約、問い合わせ、見積もりをストレスなくできるよう最適化してください。

 

【金融、不動産】

1.Facebookで投稿

2.Facebook投稿したものをFACEBOOKの記事広告に出稿

3.Facebook投稿したものから、自社ブログや情報サイトとリンクさせる

4.収益に結び付くWEBサイトへリンクさせる

 

◆ポイント◆

商品購入ではなく、予約と問い合わせ、見積もりをWEB上で行うことがKPIなので、 ユーザーが予約、問い合わせ、見積もりをストレスなくできるよう最適化してください。

 

【地方自治体】

1.Facebookイベントページを構築

2.イベントページをFacebook広告に出稿

※Facebook広告は商圏を絞って出稿する

3.Facebookイベントページで自社サイトやランディングページへのリンクを設け、更にイベントの詳細が分かる情報を紹介します

※自社サイトやランディングページではノベルティをプレゼントするなど、「特別感」を演出するような設計も効果的です。

4.Facebook投稿した物を自社サイトにリンクさせる

※自社サイトの内容を友達に共有してもらえる可能性もあるので
Facebook、Twitter、Google+、Pinterest、LINEへ共有できるボタンをプラグインしておいてください。

《アンケートを取る場合》

地方自治体の場合「現状の悩みはないか、困っている事はないか」という 市民に向けたアンケートを行うことも有効です。
この場合は

・Facebook広告出稿

・自社サイト・ランディングページ or Facebookページに設置したアンケートに回答してもらう

という手順になります。こちらもアンケートに答えた事を友達に共有してもらえる可能性もあるので Facebook、Twitter、Google+、Pinterest、LINEへ共有できるボタンを設置しておきましょう。

  • 収益に結び付けるために
ファンが100人しかいないFacebookページから「通販や店舗の売り上げをあげたい」とご要望を受けたりしますが、分母が少ないので、サイトを遷移している 内に離脱してしまい、最終ゴールに至りません。ですので、分母がすくない時は、Facebook広告を有効に使い、ファンを集める事に注力すべきです。
  • Facebook広告の有効活用方法

●Facebookファンを収集する方法

企業ページ自体の広告 ・友達がいいねと言っていない広告 ・友達がいいねと言っている広告

●記事広告

・友達がいいねと言っていない広告 ・友達がいいねと言っている広告

●イベント広告

・友達がいいねと言っていない広告 ・友達がいいねと言っている広告

  • ゴールページをおろそかにしない

最終ゴールの収益化させるページにリンクして、ここまでのサイトが戦略上整っていたとしても、 ゴールページが収益につながるように整っていなければ、意味がありません。
・自社の強みが明確にわかるサイトとなっているか
・顧客心理を理解したサイトとなっているか
・競合と差別化できたサイトとなっているか
を考慮したサイト構成になっているか確認するようにしてください。

LINE活用術 

  • LINEの魅力

1年半で、1億5000万人登録ユーザーを囲い込んでいるLINE。Twitterは49ヵ月(4年ちょっと)、Facebookは54ヵ月(4年5か月)という事か ら、他のソーシャルメディアと比較すると急激な ユーザーの伸びである事が分かります。

LINEはプッシュ通知のため、メッセージが届くと開封する確率が高くなっており、 企業アカウントと友達になった後の行動は、 メッセージ内の割引クーポンを利用、プレゼント提供等キャンペーンに応募、店 舗の訪問や購入頻度が増えたというデータが出ています。 また、それにより、企業アカウントからのメッセージはクーポン利用やキャンペーン応募、来店、購買を実施しているようです。これらを見ると、LINEは非常に魅力的でビジネス活用しやすいという事がわかります。

  • LINE@について

また、LINE@は、莫大な資金を準備することなく、初期費用5,250円、月額5,250 円で利用でき、LINE公式アカウントと同じようにメッセージを配信する事ができるものです。

このように導入しやすいLINE@ですが、通販事業では利用できず、主は実店舗を対象として作られたサービスです。 ですので、LINEを使って収益に結び付けるには、来店促進が一般的です。

  • LINEを使って収益に結び付ける

サービス業でLINE@を活用して来店促進するには、「露出、投稿内容最適化、投稿」の3ステップが必要となります。露出できたかどうか判断するには、投稿データの開封率、サイト滞在時間、直帰 率、クーポン使用率を見ます。そして、そのデータを基に、
・期間はよかったのか悪かったのか
・配信時間よかったのか悪かったのか
・企画内容よかったのか悪かったのかの
・装飾(画像、テキスト、絵文字)がよかったのか悪かったのか
を把握し、最適化していきます。
セミナー後、「神戸で1店舗しかないアパレルメーカーはLINE@を使って意味があるのか?」という質問がありましたが、 1店舗でも利用する価値はあります。もちろん、LINE@の使用料やキャンペーンで使う販促を差し引き投資対効果を計測する必要がありますが、実際弊社のクライアントでも成功している店舗があります。

  • 今後のLINE展開

今後の予想されるLINEの展開は、更にLINE人口が増え、インフラが整います。Facebookのニュースフィードに企業ページが表示されるような「友だち追加したアカウン トの投稿 がタイムラインに表示され、「おすすめ」「共有」「いいね」「コメント」が出来るLINEホーム機能が追加されました。今後もFacebookで流行した機能を参考に、便利な機能が追加されていくのではないかと思います。事業者はLINEの最新動向を追い、各事業者にとってどのような手段をとれば、収益の最大化を図れるか考案し続ける必要があります。

Pinterest活用術 

  • Pinterestの魅力

Pinterestとは、2008年から始まった画像共有型のソーシャルメディアです。画像をクリックするとダイレクトに特定のサイトにリンク設定可能という特徴から、 海外では、ソーシャルメディアのコンテンツをきっかけに商品購入する確率がFacebookの2倍というデータが出ています。このことから、通販事業を行われている国内企業からの注目が集まっています。

  • Pinterestを使って収益に結び付ける

1)魅力的な画像を投稿する

ユーザーにアイデアを提供し、「またこのページを見てみたいと思ってもらえるようにして下さい。そうするとRepin※1、Like※2がつきます。Repin、Likeがつくとユーザーを介して 認知度を上げることができます。つまり、手づくりの品を扱っている企業ならば、「実はこれ、小さいけれどハンドメイドなんです」といったサプライズをユーザーに提供します。それによって、この企業のページはアイデアをもらえるから、また見たいなという風に思ってもらえます。例えば、大阪の中小企業が集まった通販サイトを運営されている会社の場合、通販サイトで販売している商品の掲載以外に、大阪の歴史が分かる写真、大阪の交通手段が分かる写真、大阪で見られる四季などユーザーが面白い、もっと見たいと感じられる画像を投稿しています。魅力的な画像を投稿する事によって、再訪が促されたり、Repin、Likeがつき伝播します。
※1  Repinとは、「自分以外の誰かが投稿した画像
を自分のピンタレストページに貼る事です。
※2  Likeとは、Facebookの「いいね」に似た機能です。

2)キャンペーンを実施する

魅力的な画像の投稿だけでは、まだ収益に結び付く可能性が低いので、キャンペーンを行います。キャンペーンの手法は大きく3種あります。
①Follow+Repinしてもらう
②ユーザーにRepin、Likeをしてもらう
③ユーザーにハッシュタグをつけてもらい、PinかRepinしてもらう
これら以外にも今後キャンペーン手法が増えてくるとも考えられますが、Pinterestの大きな事業転換がなければ、王道となるでしょう。

  • キャンペーン内容、投稿する画像の最適化

何の解析もなしに、キャンペーン内容を決定したり、投稿する画像を決定しても意味がありません。「Googleアナリティクス」を活用して解析を行い、キャンペーン内容、投稿する画像の最適化を行います。 Pinterestの国内ユーザーはまだ多いとは言えません。しかし、活用方法を応用するだけで、新たな販路ともなりえます。

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